17.コブシ、タムシバ、ハクモクレン ─→ こちらを参照
身近にある薬用植物17  「コブシ、タムシバ」「モクレン、ハクモクレン」など
モクレン科 の植物でネコヤナギに似た開化前の蕾を漢方薬として利用します。本場中国では主にモクレンを使いますが、日本では日本特産のコブシ・タムシバも精油に富んでおり同様に使っています。漢薬名を辛夷(しんい)といい蓄膿症などの鼻のつまる病の治療に不可欠です。蓄膿などでにおいを感じることができなかった人が2ヶ月、3ヶ月と飲んでいって鼻でニオイを感じられるように回復した人は数知れません。鼻炎からくる頭痛や頭重感にも使います。単独で使うよりも川スや桔梗根と合わせたり、漢方処方に加味して使うと良いでしょう。切り花としても楽しめます。自分で採取するときには農薬に注意してください。
資料提供、長岡孝実、漢方薬局一貫堂

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