9.クコ─→ 詳細はこちら
漢薬名を「枸杞」といいます

おなじみのクコですが、昭和40年代のクコブームで乱獲され激減しました。現在では野生品を目にすることが少なくなりました。ナス科の植物です。ナス科の植物は他にピーマン、トウガラシなどが有ります。
生薬のクコは実を「枸杞子」、葉及び地上部を「枸杞葉」、根の皮を「地骨皮」とよび、植物の総てを薬用に使います。
赤い枸杞子は滋養強壮に、又肝臓によいのでC型肝炎や肝硬変などの肝臓病の方や、目が疲れる方が1日30〜50粒を続けて食べたり、1日10〜15gを煎じて飲むとよいです。
枸杞の葉を煎じたものをクコ茶といい1日20gを水で20分ほど煎じたものを飲みます。滋養強壮に利用されます。
根の皮は解熱・消炎作用があります。また強壮剤として飲んでもかまいません。

 枸杞葉は夏の葉の生い茂った時に採取するため、枸杞葉を採取すると枸杞子が取れなくなるので近頃は値段がとても高くなりました。枸杞子と地骨皮は悪に採取します。枸杞子酒は強壮剤としてお勧めです。枸杞子200g、ホワイトリカー1.8a、グラニュー糖200gを2〜3ヶ月つけ込めば飲めます。1回に20`を1日1〜2回飲みます。.



●情報提供、長岡孝実「漢方薬局一貫堂」
g26-2620、ホームページ http://ikkando.com

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