役に立つ身近な春の薬草

ようやく春になりましたね
ここでは美しく芽吹いてきた春の薬草について説明します

薬草写真 名称 用い方と特徴
梅の花とメジロ
生薬「烏梅」
我が故郷、椎田町の浜宮の綱敷天満宮では毎年2月に梅祭りがあります。毎年梅の木が植樹され増えています。千本位あるのでしょうか? 今年は2月18日に参ってきました。メジロは蜜を吸うために群れてやってきます。メジロの綺麗な色をお見せできなくて残念です。ココで採れた梅は梅干しにされて販売されます。椎田中学は以前はこの隣にありましたが、旧体育館は町民体育祭などで活躍しています。
キンカン
生薬「金橘」
キンカンは咳止めとして古くから使われてきました。煎じて飲んだり、蜂蜜につけたり、砂糖漬けにしたりして、保存しておいて、いざと結うときにはとても重宝します。
タンポポ
生薬「蒲公英根」
タンポポは催乳薬として授乳期の乳を増やす妙薬として使われますが、これは日本独特の使い方です。ヨーロッパでは肝炎の薬として使われているようです。また乾燥させた根を焙じたあと砕き粗末とすれば、ノンカフェインのコーヒーに早変わり。以外とおいしいです。

乳出しの薬草にはクズやアケビの実などがあり、これらはデンプン質に富んでいます。これが良いのでしょうかね。また葛根湯も乳出し薬としてよく使います。
ホトケノザ
ふきのとう
ナノハナ ナノハナから取れる菜種油は香りがよくヘルシーです。昔はこの辺り一帯ではナノハナを畑に栽培していましたが、今は殆ど視られません。今川河畔ではボランティアの方たちの植えたナノハナが2月中旬から咲き始めて、今は満開で、散歩している市民の目を楽しませてくれます。ナノハナが終わりに近づくと、桜の開花が始まります。