スギナ ツクシ


【基原植物】 スギナEquisetum arvense
【 生薬名 】 問荊EQUISETUMI ARVENSI HERBA
【 科 名 】 トクサ科Equisetaceae
【 別 名 】 杉菜、土筆(つくし)
【薬用部位】 地上部の全草
【 主成分 】 珪酸、脂肪、エキセトニン、葉緑素、Fe・P・Mg・Caなどのミネラル。Caの含有量はほうれん草の150倍ともいう。
【 薬 性 】 気味は涼平苦、帰経は不明
【 効 能 】   ●腎臓病、浮腫、利尿作用、膀胱炎、10~15gを煎服
●漆かぶれ、虫刺され、煎じ液を塗る、生の汁を塗っても良い
●解熱、咳や痰、10~15gを煎服
●古くから利尿薬として使われてきた。当店で、神経痛に飲んでいるか方がいます。
●スギナには、血糖値を下げる働きがある。利尿作用、肝炎、腎臓病、膀胱炎、肝臓病などに効果がある。
●化粧かぶれやアセモにもよい、10gを水600mlで10分ほど煎じた液を塗ると良い
【 備 考 】  ●乾燥したスギナをフライパンで軽く炒ってから ミキサーにかけて粉末にして 粉末として飲むことも出来ます。
●ツクシは食べるとおいしいが薬用にはしない
 【出  典】 ●結気、瘤痛、上気、気急に煮汁を服す。‥‥一名接続草という(本草拾遺)
【処 方 例】