アカメガシワ  雄花 雌花 


【基原植物】 アカメガシワ Mallotus japonica
【生 薬】 赤目槲 MALLOTI CORTEX
【 科 名 】 トウダイグサ科(Euphorbiaceae)
【 別 名 】  
【薬用部位】 葉、樹皮
【 主成分 】 タンニン類(ゲラニイン、マロツシン酸)5%、イソクマリン類(ベルゲニン)
【 薬 性 】 気味、帰経は不明
【 効 能 】 ●明治以前は切らずに治す腫れ物薬として使われていた
●近年、胃潰瘍に1日10~15gを煎服する(上記の応用)
●十二指腸潰瘍や腸カタルにも同様に使う
●煎液は痔の外用薬としても有効
●腫れ物に生薬5gの煎じ液で患部を洗う。又同量を煎じて飲むことを併用することは、より効果的
●タンニンが多いので下痢止めにも1日5gを煎服する
●葉を浴用剤として、アセモ、その他皮膚病にも使う
【 備 考 】 ●医療用の胃潰瘍の薬の原料にもなっている
●雌雄異種株、雄花(左)、雌花(右)