1.精神科−『不眠1』

50代男性。2ヶ月前から不眠症で病院にて安定剤をもらっているが全然改善しない。
親戚の人に連れられて来局。初診 X年6月〇日。

やせ形で目がギョロッとしている。
話すときにせかされているようで落ち着かない、
イライラしているような感じを受ける。

冷房が嫌い、だるくて、疲れやすい、神経質で不安感が強い。
神経過敏で気が焦る。寝付きが悪く目覚めると朝まで眠れないことが多い。
生あくびが多い。

大便は軟便が1日1行、小便は日中に4−5、夜は0−1行。

肩こり、首のこり、口粘る、歯磨き時の嘔吐、食欲不振、口渇はない、時に腹が張る。
息切れ・息苦しさがある。手足があつい。
嗜好は日本酒を少々飲む程度。

温胆湯と酸棗仁湯。10日分処方。

10日後、来局。親戚の者も同伴。
貧乏揺すりが多い。食欲はでてきた。同方処方。

2週間後来局。今回は一人で来局。
精神的に改善したためであろう。睡眠もだいぶん改善してきた。
ストレスにより、息苦しさや息切れする。便も形が整ってきた。
温胆湯、酸棗仁湯を処方。

10日後来局時は、気持ちの落ち着きが見られる。
焦り感も好転してきた。夏ばて体の気だるさを訴える。
温胆湯、補中益気湯、酸棗仁湯1/3を処方。

以後10月中旬まで続服。
11月19日、治療を中止しても良いことを告げると不安だからということで、
10日分を持ち帰り1ケ月かけて飲む。

12月9日は5日分、12月27日に5日分処方して廃薬となった。