ウラジロガシ 広島の薬草より引用

【基原植物】  ウラジロガシQuercus salicina
【 生薬名 】  裏白樫QUERCI FOLIUM
【 科 名 】 ブナ科Fagaceae
【 別 名 】
【薬用部位】
【 主成分 】 フラボン(quercetin、kaempfrol、isokuersitorin)、タンニン性物質、脂肪酸、トリテルペン類など
  ウラジロガシの水浸エキスおよび酢酸エチルエキスに、ラット膀胱内結石形成の抑制作用および溶解作用があり、長期投与により尿中CaおよびリンPは増加の傾向を示し、尿のpHは正常値より酸性側に移行する。
 【 薬 性 】 不明、気味苦寒は、帰経は肝胆に属すと思われる
【 効 能 】 ●日本独自の民間薬で、胆石症および腎石症に応用し、結石形成の抑制および結石溶解作用があるとされる。
●尿路結石、胆石、腎臓結石、膀胱結石などの結石症
1日50~70gを水1000mlで煎じて服用
●ウラジロガシ10gに、連銭草20g又は夏枯草5~10g、沢瀉5gを加えると更に効果的
●漢方処方と併用することでより早く効かせることが出来ます
【 備 考 】 ●ウラジロガシは多めに使う方が効果的です。製剤化されたモノもありますが、生薬の方が絶対効きます!!
●シラカシQ.myrsinaefoliaの葉が混ざったものも市販されているという