【基原植物】 |
スイカ |
【 生薬名 】 |
西瓜 |
【 科 名 】 |
ウリ科Cucurbitaceae |
【 別 名 】 |
|
【薬用部位】 |
果肉、種子 |
【 主成分 】 |
アミノ酸シトルリン、カロチノイド、糖分、K塩 |
【 薬 性 】 |
気味は甘涼 、帰経は多分腎膀胱の経に属す |
【 効 能 】 |
●煩を消し、口渇を止め、暑熱を解し、小便を利す |
●本草書に「渇を止め、暑を消し、酒を解し、能く小水を利す」とある |
●可食部の効能は(1)尿の出をよくする、(2)酒毒を防ぐ、(3)血尿に効く、(4)口や舌、口の局辺に出来たおできを治す、(5)カゼなどによるのどの痛み及び腫れを治す、(6)腰痛に効く。 |
●種は解熱作用があり、熱さましに用いる他、可食部と同じく尿の出をよくする効果がある |
●昔から腎臓病の妙薬として、また体内の水分を排泄する働きがあるので浮腫には絶大な効果がある |
『スイカ糖』
の作り方 |
●スイカの果肉の搾り汁を鍋に入れ、とろ火で水飴状にすると得られる。1回に茶匙1杯ずつ1日3回服用する。瓶に詰めて冷所保存すれば2年くらいは飲めます、急性、慢性腎炎の浮腫の民間療法として昔から愛用されてきました |
【 備 考 】 |
皮は漬け物にすれば結構おいしい |
|
スイカ畑に夕方行って裏返すとカブトムシやクワガタが結構集まっています。子供の頃祖父の畑に取りに行ってました。スイカを栽培するときにはカラスが大きくなった実をつついて回るので必ず覆いをしておきましょう。我が家ではひどい目に遭いました。 |