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マムシグサ | マムシグサ実 |
【起源植物】 | マムシグサ | |
【 生薬名 】 | 天南星(てんなんしょう) | |
【 科 名 】 | サトイモ科 | |
【 別 名 】 | ヘビノタイマツ | |
【薬用部位】 | 球茎 | |
【 主成分 】 | サポニン、蓚酸カルシウム | |
【 薬 性 】 | 気味は苦辛温、帰経は肺肝胃に属す | |
【 効 能 】 | ●生は毒性があるので絶対に口にしないこと、外用のみに使う | |
●生の球茎をすり下ろして布に塗り、肩こり、リウマチ、神経痛、胸痛、はれものには患部に張り付ける | ||
●腰痛には、真っ赤に熟した実を1日5、6粒(乾燥させたものは4、5粒)飲むと全身が暖まる、薬効が相当強いので常用しない、痛みが和らいだら飲むのを止める、長野県地方の民間療法 | ||
●鎮静、鎮痙、去痰の効能があり、乾燥したものを1日1〜3gを煎服する | ||
●同族のムサシアブミやウラシマソウも薬用とされる | ||
●子宮頸癌、食道癌に使うことがあるという | ||
【 備 考 】 | ●全体に紫色の斑点があり、これをマムシにみたててマムシグサと呼ばれている |