コガネバナ 黄岑各種


【起源植物】  コガネバナ
【 生薬名 】  黄ゴン(クサカンムリ+今)
【 科 名 】 シソ科
【 別 名 】 黄岑、黄金花
【薬用部位】
【 主成分 】 バイカリン、バイカレイン、オウゴニンなどのアルカロイド
【 薬 性 】 気味は苦寒、帰経は心肺胆大腸小腸に属す
【 効 能 】 ●清熱燥湿、瀉火解毒、安胎の効能がある
●消炎解熱解毒薬として、心下痞を主治し、胸脇苦満、心煩、煩熱下利を兼治する
●解熱、利尿、抗菌、抗ウイルス、抗真菌、降圧、中枢抑制(鎮痛・鎮静)、脂質代謝改善、肝障害予防、抗消化性潰瘍、抗炎症、抗アレルギーなどの作用が認められている
●単独ではまず用いない、漢方処方に配合
例:小柴胡湯、半夏瀉心湯、黄連解毒湯、当帰散など
【 備 考 】 清熱剤のうちでも冷やす作用が穏やかなので使用しやすい