キク 生薬「杭菊花」 生薬「菊花」 


【基原植物】 キク Chrysanthemum morifolium シマカンギク C.indicum
【 生薬名 】 菊花 CHRYSANTHEMI FLOS
【 科 名 】 キク科 Compositae
【 別 名 】
【薬用部位】 頭状花
【 主成分 】 精油
【 薬 性 】 気味は甘苦微寒、帰経は肺肝に属す
【 効 能 】 ●疎散風熱、明目、清熱、解毒、消炎の効能がある
●頭痛、めまい、眼疾患、10~15g
●菊茶として飲んでも良い(中国では良く飲まれている)
●風邪の予防、はれもの、瘰癧、呼吸器の炎症、高血圧、二日酔いなどに
●消炎、利尿、抗菌、降圧作用
●菊花の配合された杞菊地黄丸はかすみ目によく効く
 
 【処 方 例】 釣藤散は中高年以後の方で動脈硬化が原因で起こる頭痛、肩こり、めまい、耳鳴り、高血圧などに応用されている
杞菊地黄丸は視力減退・かすみ目、ドライアイなどパソコン利用者に人気がある
【 備 考 】