キダチアロエ花 生薬「廬會」


【起源植物 】  キダチアロエ
【 生薬名 】  廬會(ロカイ)
【 科名 】 ユリ科
【 別名 】  
【薬用部位】 生の葉
【 主成分 】 アロイン、センノシド、エモジン、アンスラキノン類
【 薬 性 】 気味苦寒は、帰経は肝胃大腸に属す

【 効 能 】
●粉末1回0.125g〜0.25gを1日3回服用、便秘や胃痛に
●日本薬局方のアロエ(廬會)はケープアロエを用い、全くの別の植物
●生の葉肉、すり下ろして飲む
 便秘には盃1杯、苦味健胃には盃半分を飲む
●火傷や切り傷には生の葉の皮を剥いで貼るとよい
●シーザーも遠征時には傷の薬として愛用したとの記述が残っている
●妊婦には禁忌、内服すれば流産の恐れがある