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ホソバタイセイ  生薬「板藍根」


【起源植物】  ホソバタイセイ
【 生薬名 】  板藍根
【 科 名 】 アブラナ科
またキツネノゴマ科のリュウキュウアイも板藍根として使う
【 別 名 】
【薬用部位】 根茎及び根、葉
【 主成分 】 インジカン、βジトステロール、トリブタントリン
【 薬 性 】 気味は苦寒、帰経は心胃に属す
【 効 能 】 ●清熱凉血解毒薬
●漢方では清熱解毒作用として高熱や発疹、咽頭痛を伴うような感染性熱性疾患(インフルエンザや日本脳炎)、流行性身体腺炎に用いる、風邪などの咽頭痛や咽頭炎にも使っています
●風邪で辛涼解表薬を使うべきタイプの発熱や咽頭部の腫痛には、例えば、銀翹散や駆風解毒湯や葛根湯などに配合すると良い
●ただし、小青龍湯や霍香正気散などの方剤は辛温解表薬なので、板藍根との併用しません、薬性が逆のため加える意味がない
●虚弱体質で実火(炎症)のないものは禁忌
●解熱には1回1.5〜3g、水300mlで煎服、腫れ物の解毒にも同様に使う
●葉の成分トリブタントリンには水虫などに対して抗白癬菌作用が学会報告されている
●また抗ウイルス作用も認められている
【 備 考 】