ヒナタイノコヅチ  生薬「牛膝」


【起源植物】  ヒナタイノコヅチ
【 生薬名 】  牛膝
【 科 名 】 ヒユ科
【 別 名 】 ウチデノコヅチ
【薬用部位】
【 主成分 】 サポニン、K塩、粘液質、アルカロイド、昆虫変態ホルモン
【 薬 性 】 気味は甘微苦平、帰経は肝腎に属す
【 効 能 】 ●浄血、通経、利尿薬として、婦人病や腰痛、脚関節痛、しびれなどに1日5〜10gを煎服する
●他の薬物の薬効を下方へ導き、下半身の疾患に効果を出す働きがあると経験的に言われている。
●この作用を応用して腰腿部の疼痛、血尿や腰痛を伴う腎結石や尿道炎等、月経痛、無月経、頻発月経など気滞B血の婦人病、風湿による痺痛(腰痛や四肢痛)、頭や上半身の血液を下半身の方へ動かすので高血圧での頭痛やめまい感、歯痛などに使っている
●血管拡張作用は有るが効果は短い
●単独では用いることは少なく、主に漢方処方に配合される
●牛膝配合の漢方処方に疎経活血湯(腰痛や神経痛)、牛車腎気丸(腰痛や白内障八味地黄丸を強化したもの)、牛膝散(月経不順)、折衝飲(産後の悪露排出、産前には当帰芍薬散、当帰散)などがあります
【 処方例 】 ●疎経活血湯:腰痛や神経痛、特に血行不良が原因の痛みや体調の不良に、酒飲みにこの薬の証が多い
●牛車腎気丸:腰痛や神経痛、白内障、浮腫など腎の弱りに、八味地黄丸を強化したものです
●牛膝散:月経不順
●折衝飲:産後の悪露排出、月経痛など。−−産前には当帰芍薬散、当帰散などがよい−−
【 備 考 】