ヒガンバナ ヒガンバナ ヒガンバナ/トウゴマ


【基原植物】  ヒガンバナ(リコリス)Lycoris radiata
【 生薬名 】  石蒜
【 科 名 】 ヒガンバナ科
【 別 名 】 曼珠沙華、彼岸花、
【薬用部位】 鱗茎(いわゆる球根といっている部分)
【 主成分 】 アルカロイド(リコリン)は有毒成分
【 薬 性 】 気味、帰経は不明
【 効 能 】 ●各種のむくみの妙薬として昔から外用で利用されてきた
●乳房の炎症、急性腎炎、脚気などの浮腫や肋膜炎、肝硬変、癌などの腹水に球根1~3個をすりつぶしてガーゼのばして土踏まずのツボに貼る、乾いたら取り替えるが8~10時間位はそのままにしておく、1日2~3回、1週間は続ける。同量のトウゴマを殻を去り、すりつぶして混ぜると効果的。
●同様に足の裏に貼り神経痛、リウマチ、関節炎などに使う
【 備 考 】 ●ヒガンバナ、トウゴマは、誤っても絶対口にしないこと、死亡することもある、解毒剤がない。彼岸花の葉がニラに混入する中毒事故は、毎春テレビ報道されている。
●掘ったヒガンバナは根が生えるので冷蔵庫に保存しておくとよい