ジロボウエンゴサク  ヤマエンゴサク   延胡索 


【起源植物】  ジロボウエンゴサク
【 生薬名 】  エンゴサク
【 科 名 】 ケシ科
【 別 名 】
【薬用部位】 塊茎
【 主成分 】 アルカロイド(コリダリン-B、-L、-A)
【 薬 性 】 気味は辛苦温、帰経は肝脾に属す
【 効 能 】 中医学では活血・理気・止痛の効能、すなわち浄血、利尿、鎮痙薬として用いられる
●鎮痛の常用薬で「一身上下の諸痛を治す」としている
●頭痛、胸部痛、腹痛、脇痛、月経痛、関節痛、打撲損傷痛などの鈍痛には即効性があり、効果も確実である
●神経痛、リウマチ、関節痛、生理痛などの痛みに多用する
●鎮痙作用もあり腹痛などの内臓の痛みにも利用
●お酢で修治(酢炒)すれば効力が良くなる
●1日3〜5g、最大5〜10gを煎服する、粉末は1日1.5g
【 処方例 】●安中散、折衝飲
【 備 考 】 ジロボウエンゴサク、ヤマエンゴサクが生薬として使われるが市場品は中国産のみでまかなわれている
●成分にアルカロイドを含むので用量には注意が必要
●ジロボウとは次郎坊のことで、伊勢地方ではスミレを太朗坊と呼ぶのに対して呼ばれる。子供たちが互いに太朗坊、次郎坊の花を絡ませ引っ張り合って遊んだ