【基原植物 】 |
オオツヅラフジ |
【 生薬名 】 |
防已、漢防已 |
【 科 名 】 |
オオツヅラフジ科 |
【 別 名 】 |
大葛篭藤(オオツヅラフジ) |
【薬用部位】 |
茎、根茎 |
【 主成分 】 |
アルカロイド(シノメニン) |
【 性 味】 |
気味‥苦辛寒無毒は、帰経‥入膀胱経 |
【 功 效 】 |
?風行水、瀉下焦湿熱、鎮痛消腫 |
【 主 治 】 |
水腫脚気、下半身浮腫、小便不利、風濕関節痛、神経痛、腹水、癰腫悪瘡 |
【 効 能 】 |
●神経痛、リウマチ、関節炎、浮腫、5〜10gを煎服 |
●服用中に体が痒くなることが有るが効いている証拠である
(痒みが出なければ効果があらわれていないという人もいます) |
【 注 意 】 |
●類似のウマノスズクサ科の植物アオツヅラフジ(木防已)と絶対に間違って使わないこと |
●近縁種のアオツヅラフジはその主成分にアストロキア酸を含み腎不全を起こす事が科学的に証明されました。多くの市販の薬草の本には木防已は防已と同様に使うと有りますが、特に注意して下さい、国内の薬局では木防已は販売されていませんので、自分で取ってきて飲まないように。 |
●防已は断面が暗褐色〜灰褐色、木防已は灰白色で区別できる |
【 備 考 】 |
陰虚無湿熱者忌用 |