アサガオ | アサガオ | 生薬「牽牛子」 |
【基原植物】 | アサガオ | |
【 生薬名 】 | 牽牛子(ケンゴシ) | |
【 科 名 】 | ヒルガオ科 | |
【 別 名 】 | ||
【薬用部位】 | 種子 | |
【 主成分 】 | 樹脂配糖体(ファルビチン)、脂肪油、フラボノイド、ジテルペノイド | |
【 薬 性 】 | 気味は苦辛寒、帰経は肺腎大腸に属す、有毒 | |
【 効 能 】 | ●峻下剤、1日2~5gを煎服、粉末は1日0.5~1.5gを空腹時に服用、絶対に量を超してはならない | |
●種子は腸粘膜、下腹部を充血させ、蠕動運動を亢進させ瀉下作用を起こさせる強烈な下剤(峻下剤)である | ||
●しもやけには、茎を根本から切り葉とともに日光に良く当て、乾燥させたものを濃く煎じ、暖い内に布に浸して患部に当てる | ||
●神経痛の腰痛の民間療法 牽牛子10g、木天蓼10g、人参4gを煎じて急激に下痢させて治す疝下しという方法がある、これが結構効くのだ |
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●秋の七草の一つ | ||
【 備 考 】 | ●種皮の黒いものを黒牽牛(黒丑、こくちゅう)といい、種皮の黄白色っぽいものを白牽牛(白丑、はくちゅう)というが、効能での違いはない |