生薬「海馬」  タツノオトシゴ(魚マルチメディア図鑑より借用) 海馬補腎丸 



【基原動物】  タツノオトシゴHippoeampus trimacylatus
【 生薬名 】  海馬(かいば)HIPPOCAMPUS
【 科名 】 ヨウジウオ科Syngnathidas
【 別名 】 水馬(すいば)、龍落子(りゅうらくし)、水雁(すいがん)、海蛆(かいそ)
【薬用部位】 全体
【 主成分 】 アミノ酸、カルシウム
【 薬 性 】 気味は甘鹹微温、帰経はに属す
【 効 能 】 ●滋養強壮により全身の抵抗力を強くする
●腎陽虚の夜間頻尿、白帯下に海馬スープを飲む
●痰ネどの化膿性皮膚疾患に、特に小児の夏場のRや膿疱は抵抗力が原因なので海馬5〜6gと豚肉のスープを肉とともに食べるとよく、2〜3服で回復するという
●海馬には補腎壮陽と活血^Bの作用がある
●強壮剤で興奮作用があり性欲を促進させる
●老人および衰弱者の精神衰弱にも用いる
●難産、陰萎に内服するほか、頌N、疔瘡腫毒などの症に応用する。また、鎮痛薬として腹痛などに用い、止痛薬として、粉末を外用することもある。
●海馬補腎丸は男女ともに腎の弱りによる性欲減退や腰痛、冷え、夜間尿などを改善する。八味地黄丸でいまいち効果の弱かったものによい
【 出 典 】 水臓を暖め、陽道を壮にし、N塊を消し、疔瘡腫毒を治す。(本草綱目)
難産、及び血気痛に主効がある。(蘇頌)
婦人の難産には、これを焼いて末にして飲服する。(陳臓器)
【 処方例 】 海馬湯、海馬抜毒散、海馬補腎丸