牡蛎の殻 生薬「牡蛎」



【基源動物】  マガキ  Ostrea gigas
【 生薬名 】  牡蛎 OSTREAE TESTA 
【 科名 】 イタボガキ科Osteridae
【 別名 】 牡蠣一名蠣蛤(神農本草経)
【薬用部位】 カキ殻
【 主成分 】 炭酸Ca、Mg、Alなどのミネラル
【 薬 性 】 気味‥鹹渋微寒、 帰経‥肝胆腎
【 効 能 】 ●重鎮安神・平肝潜陽・収斂固渋・軟堅散結・制酸止痛
●漢方的効能は鎮静、軟堅散結
●牡蠣の味鹹はよく堅を軟かくし、性寒は能く熱を清する。又、驚を鎮め渋を固くする効があり、陽を益し陰を潜し以て精を固め止める。
●牡蠣は足の少陰に入り堅を軟かにする剤である。
●頸郡リンパ腺腫、乳癌、肝腫、脾腫に用いる
●腫瘍には生用する
●1日3〜10g

●生ガキは亜鉛を多く含み精力減退や強壮に良い

●カキをはじめとする貝類はタウリンを豊富に含むので肝臓病には最適な食品
【 備 考 】 2〜3年風雨にさらされた物が良い、新しい物は生臭くにおいが強い上、胃にもたれる事が多いよう
マガキ、イワガキ、オハグロガキ、ケガキ、コケゴロモも牡蠣として利用する
【 出 典 】 ●治傷寒寒熱.温瘧洒洒.驚恚怒氣.除拘緩鼠瘻.女子帶下赤白.久服強骨節.殺邪鬼.延年.(神農本草経上品)
●牡蠣 微寒、精を渋り、汗を止め、崩帯脇疼、老痰散ず可し(薬性歌)
●胸腹の動を主治し、驚狂、煩躁、失精を兼治する(薬徴)
【 処方例 】 桂枝加龍骨牡蛎湯、柴胡加龍骨牡蛎湯、柴胡桂枝乾姜湯、紫根牡蛎湯

ゼラチン GERATINUM(JP]X)で可