〔出典〕
【傷寒論】《陽明病篇》
[256].趺陽脉浮而.浮則胃気強.濇則小便數.浮満相搏.大便則硬.其脾為約.麻子仁丸主之.
【金匱要略】《五蔵風寒積聚病脈証併治第十一》
・趺陽脉浮而.浮則胃気強.濇則小便数.浮濇相搏.大便則堅.其脾為約.麻子仁丸主之.
〔構成〕
麻子仁丸方.
麻子仁二升.芍薬半斤.枳實半斤炙(金匱では一斤).大黄一斤去皮.厚朴一尺炙去皮.杏仁一升去皮尖熬.別作脂.
右六味.(末之.)蜜和丸如梧桐子大.飲服十丸.日三服.漸加.以知為度.
(厚朴、枳実、杏仁、芍薬各2、麻子仁5、大黄4(増減)、湯)、麻子仁は殻を潰してから使う
小承気湯+麻子仁、杏仁、芍薬+蜂蜜
大黄が入ってはいるが麻子仁や杏仁、厚朴の油性下剤
〔効能・効果〕
便秘
〔応用〕
1.痔疾の便秘
2.習慣性便秘、老人性便秘
3.尿意頻数、夜尿、萎縮腎で大便の硬いもの
老人で皮膚が枯燥し小便が近いものには最適
古いものは効き目が弱い
老人や体力の弱いもの、腸の乾燥を潤す
大塚敬節は料として使うときには甘草1.5gを加えている